
市場調査をし、日常でも抱っこひも使用して製品開発に心血を注いだにも関わらず、ライバル会社に情報を流したと疑いをかけられるダリム。更に、彼女の入社経緯に不正があることやジヒョクが事情を知っていた事等、あらゆる事情がダリムに不利だ。ハヨンの兄、ジヒョクの姉の計画通りに事は進み、ジヒョクを庇い会社を去るダリム。
韓国ドラマあるあるだと、ここで傷心の女性は済州島に行くことになっているのだが、このドラマでは既に済州島に行ってしまっている為、今回は叔母さんのいる地方の果樹園行だ。勿論、そこにジヒョクが駆け付けるのは当然で、幼馴染の村長の息子と張り合ったりしながらも、彼女の濡れ衣を晴らす事を約束するジヒョク。
アイデア出しの録音テープから反旗を翻すきっかけを掴むものの、勿論彼一人では濡れ衣を晴らす事は出来ず、会長であるジヒョクの父親と離婚することを望んでいたジヒョクの母親の登場で状況は一変。
会長だけでなく、ハヨンの兄の悪事もすべて明らかになり、一気に形勢は逆転。こうなったら悪あがきは出来ないかと思いきや、こっそり放火するなど、質の悪い嫌がらせが得意だったハヨンの兄の往生際の悪さはここでも間違った方向に暴走。
事故に巻き込まれたジヒョクは1か月後に意識が戻ったものの、なんとダリムの事を思い出せなくなっているという、エンディングを前にして最後の試練が二人の前にやってくる。
あれこれ画策するも、彼の記憶が戻らない事を知ったダリムが最終的に選ぶ道が、自らベンチャー企業を立ち上げるという道。ジヒョクの母という支援者があっての再起の道だが、いかにも2025年のドラマらしい展開。
こうなったら最後に用意されているのは、企業家同士として正面から向き合うというサクセスストーリー的な再会かと思ったのだが、そこは最初の出会いに戻ったような済州島での再会だ。ただそれは傷心旅行の済州島での再会でなく、仕事も軌道に乗り、行方不明の妹を探しに行っての済州島での再会。
最後までダリムを演じるアン・ウンジンの明るいキャラクターと前向きな雰囲気を楽しめたドラマだった。