
2002年秋 東京国際映画祭、協賛企画コリアン・シネマウィーク2002で鑑賞。
イ・ジョンジェ演じるテレビ局の気象情報キャスターが交通事故にあったことにより、ある部分の記憶が欠落。自分の愛する人、愛した人は誰なのかを探すという、過去を振り返り未来に繋げていこうとする、変形タイムスリップ物といった趣の作品。
記憶の欠落というのはどうしようもない喪失感を伴うと思うのだが、そのあたりには割とさらっと描かれ、中心はあくまでもイ・ジョンジェ演じるジンスと彼の大学時代の同級生(チャン・ジニョン演じるヨニ)の恋物語。とても気持ちのいいラブコメになっていると思うが、ジンスの喪失感があまり描かれていないことが物語を軽めにしていることも確か。
記憶を辿るうちに過去ではなく、今を活きようと思い始めるジンス。彼の職業が過去ではなく、未来を語る天気予報キャスターという設定なのも面白い。欲をいうなら、今はどんどん過去になっていき、未来はどんどん今になっていくという時間の流れをもっと感じさせる展開だったらよかったのにと思う。
(そういう展開だったのかもしれないが、私が解らなかっただけか?)
題名にもなっている@オーバー・ザ・レインボーが主題歌だった@オズ魔法使い。
虹の彼方にあると思っていた夢が、自分の身近にあることに気が付く少女の話だったが、この物語も、イ・ジョンジェの持つ柔らかな感じが上手く生かされた、身近にある幸せを探し出す物語だったことにほっとする。
共演のチャン・ジニョンが歌手の岡村孝子の雰囲気に似ており、一度気になりだすとそればかり目についてしまい自分でも苦笑。
上映後
9割方埋まった会場に感激した監督から予定外の挨拶があり。
********
主演のイ・ジョンジェのファンだったこともあり鑑賞。残念な事に監督がどんな話をしたのかは、当時のメモには書かれていない。
********
かつて映画の感想等を書いていたホームページには、映画の一言感想やアジア旅行記等色々書いており、消してしまうのも名残惜しく20年近くそのままにしていた状態だった。今回、はてなブログに引っ越して来た事を機にホームページを整理する決心もついた。恥ずかし気もなく、整理の意味も込めてこちらに改めて書き写している最中。